館長紹介

碩心館館長 剣道教士八段 池永祐一郎

◆プロフィール

・一刀流中西派(鎌倉修道学院門下生)

・全日本剣道連盟公認  社会体育指導員(上級)

・剣道教士八段(令和5年5月京都にて合格)

・居合道四段(夢想神伝流)

◆剣歴:11歳で鶴崎剣心会に入門し故明石一夫先生に師事。

・全日本実業団高壮年大会 六、七段の部で個人三位二回。

・フランスオープン大会 七段の部個人三位一回

・フランス、スペイン、韓国で指導経験を持ち、海外剣士との交流多い。

 

◆師事した先生方:

明石一夫先生(鶴崎剣心会)、

滝澤光三範士九段(思斉館滝澤道場)、小林英雄範士(横浜公武会)、網代忠宏範士(網代塾)、滝澤建治範士(思斉館滝澤道場)、岩立三郎範士(松風館)、作道正夫範士(おんたけ講習会)

高野友枝慧正(一刀流中西派14代宗家)

菊池傳範士(居合道)、秋元繁範士(居合道)

 大分では、青木彦人範士(唯心会)、後藤清光範士(三重火曜会)

 

◆ブログ:「祐さんの剣道手帖Ⅱ」since 2011年

碩心館池永道場公式ホームページの中に「祐さんの剣道手帖Ⅱ」としてリンク。

 

◆履歴:

昭和33 年(1958年)大分県生まれ。昭和51 年大分県立舞鶴高校卒業。昭和55年広島大学工学

部Ⅱ類半導体講座卒業後、同年4月、ソニー株式会社に入社し、コンピューター、プレステ用半導体、JR 改札機用FeliCa、車載カメラ、医療用カメラ開発などに携わり、FeliCa Biz 部部長などを歴任。平成30 年2月ソニーを定年退職後、令和元年4月に郷里の大分へ戻る。元ソニー株式会社剣道部部長。令和元年5月年から一刀流中西派・大分一刀会代表。

令和3年2月『一刀流中西派・消えた宗家の謎』を上梓。

令和6年7月『脱常識で愉しむ生涯剣道 合気になるな!目指せ八段!』を上梓。


ご挨拶

 この剣道寺子屋道場設立の目的は、私個人の剣道全般技術・知識の向上、ならびに剣道に興味のある一般の皆さん方、ならびに将来の日本を背負って立つ子供たちの技量ならびに知識向上が目的です。 

 清々しい精神の集う修養の場所として道場をつくりました。自分を向上したいと思う人は老若男女問わずどなたでもおいでください。特に子供たちは、日本人の素晴らしさ、道徳、知恵、勇気、礼節、思いやりの心をしっかりと身に付けていき、世界と対等に渡り合える真のグローバル人材になれるよう修錬していきます。

 

 剣道や一刀流を通じて自己の人生と剣道の関係を考え、この剣道という奥深い世界を一緒に勉強しましょう。そして真の日本人として歴史を学びなおし、日本の誇りを取り戻しましょう。

 

 剣道は奥深く一生かかっても到達点がない、やればやるほど引き込まれる道です。

稽古すること、昇段審査に合格すること、試合に勝つことだけが剣道ではありません。

道場は単に汗をかくだけの場ではありません。歴史や幅広い知識、そして道徳を学んでゆく場です。

ぜひ一緒にこの魅力ある剣道の世界を研究していきましょう。

 

【現在、剣道をやっている経験者の皆様へ】

 現代剣道発祥流派の一つの流れをくむ一刀流中西派の技は一生涯かかっても完成することはありません。 竹刀剣道の興隆のきっかけを作った中西派の技術と精神を研究することで、現代剣道をより深く理解したいと思います。

 剣道は剣の理法の修練による剣の道と言いますが、日本刀から始まり木刀による組太刀を経て、竹刀というものを発明することで劇的に剣道の技が進歩発展してきました。

 海外では日本刀や木刀による居合、形の精神が見直されています。

 

 試合の面白さはもちろんのことこの日本刀の精神をもう一度、原点に立ち返り、見直す時期ではないでしょうか。

 1、剣道の本質とは何か。

 2、この本質をいかにして学ぶのか。

 3、剣道を代表とする日本の精神文化を祖国日本の、また世界の発展に役立てる途はなにか。

 

 一刀流中西派でこの原点を見直せば、必ず自身の剣道に革命が起きてきます。私自身この魅力に取り付かれたものの一人です。 ただ、古流を学ぶということは竹刀剣道に生かしたいからとか、そんな程度のものではありません。 古典、流祖の考え方、歴史背景などを見直すことで、真の日本人とは何かということに気づかせてくれます。 古流の修練により戦後失われてしまった真の日本人の考え方や伝統文化をもう一度見つめなおしていきます。

 ぜひこの一刀流中西派の技、心、歴史を研究し、剣道というすばらしい日本の伝統的運動文化を見つめなおしてみませんか。 きっと何か自分の中で変わるものが出てくると思います。

 

 そして、ここ大分の地を九州における一刀流中西派の聖地とし、日本はもとより世界へ向けて一刀流の技と剣道の精神を発信していきたいと考えています。   

 


令和5年5月2日八段合格したときの新聞記事


月刊「剣道日本」の表紙に掲載されました。